小佐小学校 福祉体験教室 「盲導犬について」
今回は、「森さんにお話を聞く会」と題し、盲導犬使用者の会 森勝之助さんと盲導犬オレゴンを講師に迎え、普段の生活の様子や街で盲導犬に出会った時の接し方等を話されました。
森さんは、視覚障害を40歳の時から患い、65歳から盲導犬をパートナーに暮らすようになったこと、盲導犬の性格・訓練方法等を分かりやすく説明し、普段聞けない話に児童も興味深そうに耳を傾けていました。
話の中で「僕は盲導犬オレゴンを100%信じている。オレゴンもおそらくそうだと思う。お互いの信頼関係ができているから盲導犬として活躍ができるのです。」と。また「信頼関係を築くには、家に無事に帰ってきた時に愛情を込めていっぱいに褒めてやる。失敗した時は、その場で叱ってやることが大切なのです」と言われていました。
児童からの質問で「オレゴンと一緒に暮らすようになっていちばん変わったことは何ですか?」と質問がありました。森さんは「障害物を避けてくれるだけでなく、普通の人と同じように色々な所に行けるようになったこと。社会参加ができるようになったことがいちばん変わったことです。東京にも行ったことがあるんですよ」と言われていました。
盲導犬は、視覚に障害がある人の目の代わりをするだけでなく、前に出る勇気や希望を与えてくれる存在でもあると感じさせられました。
投稿者 W.S
by yabu-wel1661 | 2005-10-24 17:37 | 八鹿支部